今月は偶数月ということで、恒例の若手社員向けの訓練会を開催いたしましたのでご紹介いたします。
※これから紹介する訓練の様子は、実際の工事とは一部異なる場合がございます。予めご了承ください。
まずはケーブルドラムの取り扱いについて訓練を行いました。
ケーブルドラムとは、新設するケーブルが巻かれたミシンのボビンのようなものです。
ケーブルを延線する際はドラムの軸に棒を通し、「ケーブルジャッキ」と呼ばれる工具でジャッキアップし、ドラムを回転させながら沿線を行いますが、作業員同士で声を掛け合い、注意しながら沿線を行わないとケーブルドラムが必要以上に高速回転し大変危険です。
現場によっては、写真のドラムよりも更に大きなものを扱う場合もあり、高速回転してしまったケーブルドラムを手で抑えようとすると、ドラムに巻き込まれ大怪我をする可能性がございます。
今回の訓練会ではドラムの回転を止める方法の一つとして、角材でケーブルドラムの回転を抑える方法を説明しています。
次は踏切制御回路の配線作業の研修です。
自分たちの配線に誤りが無いか、図面やテスターを活用しダブルチェックを行います。
鉄道電気工事で使用する工具類。
今月の訓練会のご紹介は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。