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協和電工(株)本社前 蒸気機関車動輪について

今回は本社前に設置しております国鉄9600形蒸気機関車631号機の動輪について紹介いたします。

 

動輪設置の経緯について

数年前、当時の社長(現会長)が知り合いの方より譲り受け、協和電工の正面玄関前に設置することになりました。

 

本社正面と動輪

 

蒸気機関車の形式について

協和電工前に設置することになった蒸気機関車の動輪ですが、この動輪を装着していた蒸気機関車の形式、製造時期などは不明のままでした。そこで、お取引先様の有識者の方に調査を依頼。動輪径、刻印など調べて頂いたところ、大正時代に製造された国鉄9600形蒸気機関車631号機のものと判明しました。

 

川崎造船所(現在の川崎重工業)の刻印

 

9600形631号機を意味する69630の刻印

 

動輪のプロフィール看板の設置へ

調査の結果、今から100年以上も前に製造された貴重な鉄道部品ということが判明しましたので、これまでの鉄道技術に敬意を表しつつ、また、協和電工の新たな100年を見据え、動輪のプロフィール看板を設置することとなりました。

9600形631号機プロフィール看板

 

上記の写真のように、9600形蒸気機関車631号機の簡単なプロフィールを紹介しておりますので、近くへお越しの際は是非お立ち寄りください。

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。