皆さまは「通票閉そく器(タブレット閉そく器)」という装置をご存知でしょうか。
かつて日本各地の単線運転を行う鉄道では、このような装置が駅と駅の間に設置されており、
決められた一定の区間(閉そく)に通票(タブレット)を持った列車以外が進入できないように定め、
列車同士が衝突しないよう運行されておりました。
協和電工にある通票閉そく器
以前から協和電工にも実物の通票閉そく器があり、かつての動作を再現できないか調査していたところ、
日本信号株式会社 久喜事業所様に実際に動作する通票閉そく器があるとわかり、
この度、その展示コーナを見学させていただくことになりました。
日本信号株式会社 久喜事業所様 展示コーナー
通票閉そく器の動作体験
継電器・電鈴の内部構造
展示エリアでは担当者様によるご丁寧な解説もあり、通票閉そく器の構造について
詳しく知ることができました。
また、内部構造が見えるように一部を透明にするなどにするなど、展示方法もとても参考になりました。
通票閉そく器の復元後は、いずれ弊社のイベント等で披露したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。